blogセラピストの日常

2023年12月18日

サンタクロースは誰なのか?


IMG_0367いつもご愛顧いただきありがとうございます(^^)
今月は クリスマスがありますね。 クリスマスにはサンタクロースがプレゼントを子どもたちに配ってくれますが、このサンタクロース誰なのか⁈と言うお客さまとの会話となり、調べてみました♩

サンタクロースは聖人「聖ニコラス」                               彼は現在のトルコにある、ローマ帝国の小さな町で紀元 270 年ごろに生まれたギリシャ人で、ミラの司教でした。
無実の罪人を救ったり貧しい人に施しをしたり、飢饉から人びとを救ったりとさまざまな慈善活動を行った人だと奇跡が伝えられています。
11 世紀頃には、ヨーロッパ各地に聖ニコラスのお祭りが広まっていました。16 世紀、それがオランダ人移民によって新大陸アメリカに持ち込まれ、新教・プロテスタントのクリスマス行事として定着した、というのが定説のようです。「サンタクロース」は、聖ニコラスのオランダ語読み「シンタクラース」がなまったものだと言われています。

プレゼントはくつ下に
両親亡き後の若き聖ニコラスは、修道院に入る前に財産を処分する必要がありました。そんな時、没落した貴族の 3 人娘の話を伝え聞きます。姉娘は身売りして妹達の結婚持参金を作るつもりでした。
聖ニコラスは夜、フードで顔を隠し、密かに訪れて金貨を靴に投げ込みます。
「いったい誰がお金をくれたのだろう」といぶかった父親は、3 度目の夜に聖ニコラスを捕まえます。
口外せぬよう頼んで去った聖ニコラスでが、噂は広まり、語り継がれました。
「靴」に金貨を入れた事から、「靴下に贈り物を入れる」クリスマスの風習が生まれたようです。

サンタクロースはフィンランドに居る?
サンタクロースの住所は北極圏。
1927 年にフィンランド国営放送局が、「サンタクロースの正式な住居はフィンランド・ラップランドのコルヴァトゥントゥリである」と宣言しました。
コルヴァトゥントゥリの山中で、赤い帽子の妖精・トントゥと一緒に住んでいるそうです。
フィンランドのロヴァニエミ市には「サンタクロース村」があり、コルヴァトゥントゥリからやってくるサンタクロースとふれあえます。
「サンタクロース村」には「サンタクロース郵便局」もあり、世界中から手紙が届くのだとか。

クリスマスはキリストの誕生祭。何故サンタクロース?
クリスマスはキリスト教の創始者、イエス・キリストの誕生日です。しかし、イエスが生まれたのは紀元前で、今から 2,000 年以上前のことです。 さまざまな人たちがキリストの誕生日を特定しようと、あれこれ計算したり日付を勝手に決めたりしていました。5 月 20 日だと言う人もいれば、4 月 19 日または 20 日だと言う人もいたそうです。
現在では、クリスマスは 4 世紀の初めにローマで始まった、という説が主流です。記録にはっきりと「12 月25 日がキリストの誕生日」と記されたのは、ローマで 336 年に作成された行事暦「フィロカロスの暦」が最初と言われ、お祝いされていました。
『12 月 25 日に行われていた冬至のお祭り』に、『イエス・キリストの(降誕)誕生を祝うクリスマス』を重ね合わせ、さらにクリスマスのプレゼントの習慣に『サンタクロースがプレゼントを配る』様子が融合していったということでしょうか?
当時、良い子にサンタクロースに似た人物がプレゼントを配る絵本も出版されていたようです。
『民族的な冬至のお祭り』と『イエス・キリストの(降誕)誕生を祝うクリスマス』、『聖(セント)ニコラオス(シンタクロース)を偲ぶ日』など、民族や宗教が異なりながら、12 月に行われていた行事が、ヨーロッパ各地から人々がアメリカに移民した時に、それぞれの習慣を融合されていったとも考えられます。
『イエス・キリストの誕生を祝うクリスマス』、『サンタクロース』は、もともとは、全く関係のないところから発生していますが、イエス・キリストの教えの通り、人々に神の愛をしるしたという意味では、『サンタクロース』は、イエス・キリストと通づるものがあるといえるのでしょう。

日本にサンタクロースが来たのはいつ?
日本で初めてサンタクロースが現れたのは、明治 7 年(1874 年) 12 月 24 日です。戸田忠厚という人物が、裃(かみしも)と呼ばれる和服を着て、大小と呼ばれる 2 本の刀を差し、カツラを被って殿様風の格好をしてサンタクロース役を務めました。当時はサンタクロースがクリスマスの日とどういった関係があるのか、またどのような格好をしているのかが分からなかったため、このような格好だったようです。
子供が抱くサンタクロースのイメージは、赤い帽子に赤いサンタ服、黒いブーツを履いた白髭のおじいさん、トナカイが引くソリに乗ってやって来るというものではないでしょうか。ぜひ日本の最初のサンタクロースのお話を聞かせてあげてください。子供からどんな反応が返ってくるでしょうか。
以上。
初めて、サンタクロースについて調べましたが、こんな起源や由来があったのですね。
日本人には輸入イベントですが、楽しく明るい気持ちにさせてくれる、クリスマス☆
今年もイルミネーションやチキンなど楽しみたいものですね。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 、ナショナル ジオグラフィック、cocoiro

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