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2020年03月24日

日焼け止めのSPFとPA表示

三寒四温。日差しが強く感じる日が増えてきました(^^)

米国皮膚学会では肌の老化の約80%は紫外線による、肌老化であると言われています。(怖~い!)

当店では年間を通じてUVカットコスメの使用をオススメしておりますが、パッケージに書かれた「SPF」や「PA」の意味をおさらいしてみましょう♪

●SPFとは……

SPF数値とは紫外線B波の防止効果の値です。人がサバーン(赤い日焼け)を起こすまでの時間を何倍延ばせるかの目安です。日本人(普通肌)の場合、何も塗らない状態で真夏の晴れた浜辺にいた場合、約25分(白人約20分、黒人約30分)でサバーンを起こすと言われます。仮に、SPF値が40の表示であれば、40×25=1000分→16時間防ぐ事ができる目安となります。

現在ではSPF値51→50となり、表記は50が最大となります。

紫外線B波とは中波長紫外線で肌の表面しか届きませんが短波長のほうが肌の影響が大きく、皮膚を赤くさせたり、(サンタン→黒い日焼け、しみなども起こす)角質の一部がむけたり、乾燥を起こしたり肌荒れの状態を起こします。

●PAとは……

PAとは紫外線A波の防止効果の値です。+は紫外線を防ぐ時間では無く、防ぐ紫外線量の目安です。

*塗布部分のMPPD(皮膚の黒化を起こす最も少ない紫外線量)÷無塗布部分のMPPD=UVAPF です。PAの+の数は、このUVAPFの値によって決まります。

紫外線A波とは長波長紫外線のため、真皮(コラーゲンやエラスチンなどの弾力線維がある場所)にまで届き、線維質を変性させ、しわ、たるみ、サンタンの原因になります。また、日常の生活で長時間浴びることから、生活紫外線とも呼ばれます。

*日本化粧品工業連合会UVA防止効果測定法基準より

沢山数値が高いから良いとは言えず、用途に合わせた強さを選ぶことが大切です。汗や化粧崩れによって、取れてしまうと効果も軽減します。こまめに鏡をチェックしましょう♪

日焼け止め

 

 

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